夏のお出かけに、夏祭りや花火大会をはじめ、浴衣を着る機会がありますね!
暑い中で浴衣を着た後は汗が気になったり、食べ物の移り香など汚れも気になりますよね。
今回は浴衣のお手入れ方法をご紹介します。
はじめに洗濯表示をチェック!
浴衣の洗濯表示に、家庭洗濯可能の表示があったら洗濯OK!
それ以外の表示の場合はクリーニングがおすすめです。
(経済産業省 新しい洗濯表示)
注意が必要なのは、洗濯表示がついていない浴衣です。
呉服店などでお仕立てした浴衣には洗濯表示がついていない場合があります。
洗濯表示がない場合は、ご自身の責任で洗濯を行ってください。
そのほかにも、以下の浴衣は注意が必要です。
- 色落ちする浴衣
白いタオルに水をつけて、浴衣の色のついているところを軽くたたきます。タオルに色がつく場合は、色移りする可能性が高いです。 - 風合いのある浴衣
麻や絹素材が入った浴衣や、絞りの浴衣は、風合いが変化してしまう可能性が高いです。
こういった浴衣はクリーニング店を利用することがおすすめです。
ご家庭での浴衣の手洗いの方法
ご家庭で洗うポイントは“やさしく手早く”です。
- 浴衣が入る大きめの洗面器や洗面台、浴槽にたっぷりと水を張ります。
- 水に中性洗剤を溶かします。このとき必ず水を使います。熱湯やぬるま湯は、色落ちや縮みの原因になります。
- 中性洗剤を溶かしたところに、たたんだ浴衣を入れて、手早く押し洗いします。
- 洗剤が残らないように、何度か水を換えて押し洗いして、すすぎ洗いをします。全体を通して、手早くやさしく行うことが大切です。水に浸けたまま放置すると、色落ちや色移りする可能性があります。激しく揉んだり揺らして洗うと、布地を傷めたり型崩れにつながります。
- たたんだ状態のままの浴衣を洗濯ネットに入れて、洗濯機で脱水をかけます。脱水は30秒~1分弱が目安です。脱水をかけすぎるとシワの原因になります。
- 脱水後はすぐに干します。着物用の和装ハンガーを使うか、物干し竿に袖を通して広げて干すのがおすすめです。シワをのばし襟など形を整えます。直射日光に当たると色褪せすることがあるので、陰干しをしてください。
- 乾いたらあて布をしてアイロン台でアイロンがけをします。洋服用のスチームアイロンは、おすすめしません。
ご家庭での洗濯機洗いの方法
ポイントを押さえれば、洗濯機洗いもできます。
- 浴衣をたたんで洗濯ネットに入れます。
- 中性洗剤を使って、洗濯機での洗い方は「ドライコース」「手洗いコース」「ソフトコース」など、優しく短時間で洗えるコースを選びます。
- 脱水は30秒~1分弱が目安です。脱水をかけすぎるとシワの原因になります。
- 脱水後はすぐに干します。着物用の和装ハンガーを使うか、物干し竿に袖を通して広げて干すのがおすすめです。シワをのばし襟など形を整えます。直射日光に当たると色褪せすることがあるので、陰干しをしてください。
- 乾いたらあて布をしてアイロン台でアイロンがけをします。洋服用のスチームアイロンは、おすすめしません。
浴衣のクリーニング、ご相談ください
ご家庭で洗濯できる浴衣も、シーズンの終わりにはクリーニングをしてから保管することをおすすめしています。
クリーニングみわでは浴衣のクリーニングも承っています。
浴衣のお手入れでわからないことやお困りのことがありましたら気軽に店頭でご相談ください!
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